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一般社団法人 熊本青年会議所

2024年01月17日 報告

2024年度新年パーティ
1月11日(木)に新年パーティを開催させていただきました。
行政や関係団体、県内県外の青年会議所メンバーの皆さまへ、感謝の気持ちと本年度の我々の想いをお伝えさせていただきました。
以下、本年度第70代理事長野島雄大君のご挨拶文になります。
新年のご挨拶 強い輪となり 未来への架け橋へ
〜熊本の要石となれ〜


このスローガンのもと、明るい未来への架け橋となり、熊本に必要な団体、要石となる組織となるべく全身全霊をかけて活動して参ることを、ここにいらっしゃるすべての皆様の前でお誓い申し上げ、皆様と共に2024年度、熊本青年会議所のスタートを切らせていただきます。

新年のご挨拶を心より申し上げます。私は2024年度一般社団法人熊本青年会議所第70代の理事長を務めます、野島雄大と申します。どうぞ宜しくお願い致します。
まず、平素より私どもの活動、運動に対しまして暖かいご支援、そして多大なるご協力をいただいておりますことを高い席からではございますが、心より感謝申し上げます。そして、新年のご多用の中、ご来賓、熊本県知事代理企画振興部部長富永隼行様、熊本市長代理副市長中垣内隆久様をはじめ各界、各層よりご臨席を賜りまして深く御礼を申し上げます。また、これまで熊本青年会議所を築いて来られました、熊本J Cシニアクラブ野々口弘基会長をはじめとする先輩諸兄姉の皆様、県内外において志高くし、それぞれの地域でJ C活動を展開しておられます、公益社団法人日本青年会議所九州地区協議会仲浩太郎会長をはじめとします、役員の皆様、また、公益社団法人日本青年会議所九州地区熊本ブロック協議会井上雅之会長をはじめとします役員の皆様、そして、姉妹J Cとして友好を深めてまいりました、公益社団法人福井青年会議所のメンバーの皆様、九州中央自動車道の建設促進運動を共に展開しております一般社団法人延岡青年会議所柄浦圭佑理事長をはじめとするメンバーの皆様、さらには、各地青年会議所の理事長をはじめとするたくさんのメンバーの皆様にもお越しいただきまして大変ありがたく思います。本当にありがとうございます。

本年は大変な幕開けとなってしまいました。石川県能登半島地方で震度7の地震、津波が発生し甚大な被害となっています。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。我々青年会議所でも全国で情報を共有し状況に合わせた支援活動を行なっております。私たち熊本青年会議所でも全力で被災地支援を行なってまいります。
このような悲しく心が引き裂かれそうな出来事に直面した時、また、多くの人々が未来に希望を持ちながらも人生の幕を閉じなければならなかったと感じた時、私は今、ここにある命に感謝するのみです。また、その命を精いっぱい誰かのために使って生きたいと思うのです。
そんな想いを2011年にも持ちました。そして、それが私の人生の目的を考えるきっかけにもなりました。
東日本大震災が発生してから1年後、私が27歳の時のことです。「東北で起きた、人々の生活を奪った悲劇から目を背けてはいけない。日本人として現地の状況を知り何が必要とされ何をすべきなのかを知っておく必要がある」と想いから、ひとり、被災地を訪れました。その現場に立ち、その光景を目にした時から、「人のために生きたい」「自分の持つものを最大限に発揮し世の中に貢献したい」との想いが強まり、これまで生きてきました。そして、その想いを持って、青年会議所活動にも取り組んで参りました。

先行きが不透明で予測な困難な時代、凄まじいスピードで変化する世の中をどのように生きるのか。そのような時代でも変わらないもの、変えてはいけないものはなんでしょうか。
変えてはいけないもの、それは人に対する感謝や尊敬、思いやり。街に対する想い、郷土愛。 変わらないもの、私たち人間には考える力があり、人間らしい判断ができるということ。変えられないもの、人は一人では生きてはいけないということです。だからこそ、私たちはどのような時代においても相手を思いやり、人間らしく考え、人間らしく豊かに生きていく必要があります。時代の変化に惑わされず、しっかりと本質を見極め、世の中を生き抜く人間に、世の中のリーダーに、地域に必要とされる組織にならなければいけません。

さて、今、熊本は大きく変化をしようとしています。台湾からの半導体企業の進出により活気が生まれ歓迎ムードに包まれています。我々青年会議所でもこの契機をチャンスと捉え、青年の目線から物事を見極め、我々にしか出来ない支援や課題の提起、解決を行いグローバルシティとしての発展に参画して参ります。 また、これまで同様に街にある課題や青少年の育成、さらにはスポーツ資源の活用に関しても積極的に取り組んで参ります。どうか、本日お越しの皆様にはこれまで以上に我々に対しまして関心を寄せていただき、情報や意見の交換、メンバーとの交流や情報の発信につきまして、ご支援、ご協力を賜りたく存じます。
特に、私共が苦手と致します、広報活動に関して、ご協力いただきたく思います。私共は年間を通して様々な運動、活動を行なっております。しかし、それらの運動、活動が市民の皆様や県民の皆様、さらには先輩方や家族にすら知られていないことも多々ございます。その活動や運動を自慢したり、誰かに褒めてもらいたいというわけではございません。しかしながら、時として、市民の皆様を巻き込み、協力や参画をいただくことが世の中をより良くするために必要な場合もございます。発信力を磨き、しっかりと発信を行なって参りますので、私共の情報に触れた時には少しでも興味を持っていただき、多くの市民の皆様に私どもの想いや運動が届くようどうか力をお貸しください。

冒頭に述べたスローガンの通り、本年は熊本青年会議所が「強い輪」となるべく、組織を強化したいと考えています。青年会議所の会員数は全国的に減少を続けており、会自体が消滅するなど地域の課題の解決の前に会の存続という大きな課題を抱えている現状があることも事実です。この熊本青年会議所もこれから先、少子化やさまざまなコミュニティの発生に伴い、同じような課題が懸念されます。

政治の世界、経済界、世の中をつくる様々な世界で大きな影響力を持つのはどの世代でしょうか。その多くは我々の親世代、さらにはもっと上の世代の方々です。これまで日本、熊本をつくり、支えて来ていただいた多くの先輩方に感謝と敬意を示しつつ、今後の日本、未来の熊本をつくり、生きていくのは紛れもなく我々青年であり、青年であるべきことを自覚するべきです。我々青年がしっかりと未来を創造するために、勉強し、成長し、この青年会議所を、熊本青年会議所をこれからも続く強い組織にして参ります。

「青年会議所はどうあるべきか」それは「人がどう生きるか」の延長線上にあるように思います。私たち青年は理想に燃え、未来への期待を常に持っていなければなりません。希望に満ちた明るい豊かな社会の実現を心から熱望するために、私たちは次代の担い手として大きな責任を自覚し、新しい世界のための推進力にならなければならないのです。

しかし、使命に燃え、何かを成し遂げたいと思っても結果をすぐに求めることはできません。土台が重要であり、その土台づくりに時間をかけ初めて結果を求めることができます。熊本城の天守閣も通潤橋の水を運ぶ通水管も頑丈な石垣や土台があってこそ成り立っており、それは深い知識や技術、かけられた時間と労力、そしてそれを実行できる強い組織から出来ているのです。
本年は「輪」を大切にし、メンバー一同歩んで参ります。委員会の輪、仲間の輪、会議の輪、相手を思いやり繋がろうとする和。この人と人の輪が大きく、強くなった時、それが未来を作る架け橋になるはずです。
本日は短い時間ですがここにいらっしゃる全ての皆様との輪が強く、大きくなることを祈念しております。

皆様と共にこの愛する熊本を少しでもより良い街にしたいと強く願っています。どうか、我々の活動に時々目を向けてください、そして時々力を貸してください。
そして志同じくする青年会議所のメンバーの皆様、共に地域のために活動して参りましょう。 これから1年間、変わらぬご支援、ご指導、ご鞭撻をお願い致しまして、新年の挨拶と致します。ありがとうございました。
一般社団法人 熊本青年会議所
第70代理事長 野島 雄大
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